お茶の発見は紀元前2700年ごろ、発祥の地は中国雲南省・貴州省あたりだと言われています。
その効能から薬として珍重され、現代では、嗜好性飲料、時には健康維持のための機能性飲料として世界中で飲まれています。
日本でお茶と言うと緑茶をイメージされることが多いと思いますが、世界で最も飲まれているのは紅茶です。最近では中国発祥の烏龍茶が日本で、日本風の抹茶が中国で本格的に生産されたりする一方、一般的な製法分類法と味わいの感覚的なものが合致しないハイブリッドな新しいお茶も生まれてきています。
時代とともに変化してきたお茶の世界ですが、今後はどうなるのでしょうか? 伝統を大切にしつつも、その目は未来を向いていたいと思います。